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カリフォルニア・レーズン入りさんまのパスタ

4人分

レーズンの酸味と甘味にがアクセントのイタリアンレシピ。栄養バランスだけでなく、味もワンランクアップのパスタです。
[主な材料:パスタ/さんま/しめじ/アンチョビ/松の実]

カリフォルニア・レーズンを使った家庭料理のレシピシリーズ、今回は、雑誌やテレビでおなじみの堀江ひろ子先生が、手早くできる、健康的なイタリアンレシピを紹介します。先生は、カリフォルニア・レーズンの酸味と甘味に着目し、この時期の青魚さんまにレーズン、しめじ、松の実を合わせて、栄養バランスだけでなく、味もワンランクアップのパスタに仕上げました。
「さんまが出るとあんまが引っ込む」というのは江戸時代のことわざがですが、さんまを食べると、あんま、すなわちマッサージが不要になると言われるほど、さんまは昔から栄養豊富な庶民の味として親しまれています。青魚のさんまは、良質のタンパク質、カルシウム、ビタミン類などの栄養素を含み、また、血液をサラサラにするEPA、青魚に特有の、脳の働きを活発にするDHAもあります。
一方レーズンには、血圧の上昇を抑制するとされるカリウム、骨粗しょう症の予防に必要なカルシウムやマグネシウム、妊娠中や貧血気味の女性には欠かせない鉄分などのミネラルもあります。また、レーズンに含まれる食物繊維や酒石酸は、腸内環境を整える働きに加え、抗酸化作用もあります。さんまに、レーズン、しめじや松の実を組み合わせた、「カリフォルニア・レーズン入り さんまのパスタ」は、このような栄養素の特徴から生活習慣病予防も期待できる一品でしょう。
カリフォルニア・レーズンの酸味と甘味が、ほどよい味のアクセントとなり、子供にも大人にも食べやすいパスタです。

材料(4人分)

パスタ(ブカティーニ)※無ければ太めのパスタ

300g

ゆで塩

湯量の1%

さんま

2~3尾

適宜

こしょう

適宜

オリーブオイル

大さじ3

にんにく

2片

唐辛子

1本

玉ねぎ(みじん切り)

1コ

しめじ

1パック

アンチョビ

2切れ

カリフォルニア・レーズン

大さじ3

松の実

大さじ3~4

小さじ1/2

パセリ

適宜

作り方
1パスタ用に、水量の1%の塩を加えたたっぷりの湯を深なべで沸かす。
2さんまは頭とワタを取り除いてきれいに洗った後、3枚におろして、塩、こしょうをふる。玉ねぎはみじん切りにする。
3フライパンにオリーブ油、つぶしたにんにく、唐辛子を入れて弱火でゆっくり香りを出し、みじん切りの玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
4(3)にさんまを加え、へらで身をくずしながら中火で炒める。次に、アンチョビを加え、へらでつぶしながら炒める。水洗いしたレーズン、松の実、塩小さじ1/2を加えて、さらに炒める。
5(1)の熱湯で、パスタをアルデンテ(少しかため)にゆでる。ゆであがる前に、しめじをパスタのゆで汁に入れて湯通しし、パスタと一緒にザルにとる。水切りした後(3)のソースとあえ、仕上げにパセリを添える。

ワンポイント

・パスタは、ブカティーニ(極太の穴開きパスタ)がなければ、変わりに他の太めのパスタを、また、魚はさんまの他にも、イワシなどの青魚が美味しくいただけます。
・しめじなどの付け合せの野菜は、パスタがゆであがる前に一緒に入れて湯通しをすると、ソースであえる時によく馴染みます。

カテゴリー:パスタ・麺類

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